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ヒールとしての厚み【Everything is EVIL!!】

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新日本プロレス

2022年2月13日 新春黄金シリーズ 大阪・エディオンアリーナ大阪

 

NEVERの熱戦がグッとくる

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本日ピックアップしたのはEVILと石井智弘のNEVER無差別級王座をかけた死闘です。ランバージャックマッチ、いわば完全決着しかないCHAOSとHOT(House Of Torture)の対抗戦です。

この「ランバージャック・デスマッチ」元々はカナダの木こりがガチで喧嘩するときに用いたルールで、男たちが周りを囲み、一対一のタイマン勝負を最後まで見守るというもの。決着がつくまで逃亡禁止、つまりどちらかが死ぬまで戦うという、今やったら即逮捕の男の治外法権バトルなのだ。

(出典:ABEMA格闘タイムズ)

正直、恒例となっているHOTの反則で決着はつくだろうな、と。2.20のNEVER6人タッグと似た様相を呈するだろうな、と。

しかし!そんな私の予想を見事に裏切る、素晴らしいバチバチした戦いを見せてもらえました。

試合のキーマンはレフェリー!?

私が好きだった選手は「あの頃のEVIL」、ロスインゴ時代のEVILです。特に2017年のG1クライマックスでオカダカズチカを破った試合は未だ印象に残っています。パワーとスピードを兼ね備えた選手で、同タイプの後藤、石井とは名勝負を連発した記憶があります。そんなEVILですが現在(2020年~)はHOTのリーダーとして反則集団を束ねています。

さて、今日の試合に戻ります。試合中盤、これぞランバージャックデスマッチと言わんばかりに両チームが乱れ合い、各選手の得意技が連発します。毘沙門(後藤・YOSHI-HASHI)の連携技、YOHのダイレクトドライブ、YOSHI-HASHIのカルマ、そして裕二郎のビッグジュース、、、贅沢な時間でした。しかし、その後はHOTの反則が続きます。

ここで!本試合のターニングポイントが訪れます。

流れが変わった瞬間、本試合のキーマンはマーティー浅見レフィリーでした。

反則を繰り返すEVILに対してまさかの右張り手!あの棚橋の殺人ドラゴン張り手を彷彿とさせる威力で場内に歓声が響きます。

 

あの頃のEVIL VS 石井智宏

レフェリーの援護を受け、真っ正面から対峙する石井選手がEVILの真の力を呼び起こします。あの頃を彷彿とさせるムーブ・技の数々、いや、以前より迫力が増しています。ラリアット合戦、石井の奥の手である延髄斬りも飛び出し、場内は大拍手です。特に、石井選手の超滞空雪崩式ブレーンバスターは圧巻でした。

最後はEVILのEVIL(技名)で決着です。

気がついたら、前よりも今のEVILが好きになっていました。極悪ヒールがたまに見せる本気のプロレス。プロレスラーとしての迫力、色気のようなものが魅力なんでしょう。

たまにでいいからこんなEVILを見せてもらいたいと思った最高の試合でした。

本日の試合結果

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大満足の大阪大会でした。
本日は以上です、閲覧ありがとうございました。

本日の一曲

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